識 Core v2.4 ― 会話を切らずに、整理する。
識は、考えさせるAIではありません。
考えが散らからないようにするための設計です。
Core v2.4 では、
これまで構想・実装されていた要素を統合し、
識の中核構造を
**「出力」ではなく「反射」**に置く設計を正式に確定しました。
識は、ユーザーの入力に対して
最初の出力をそのまま確定させるのではなく、
初回出力に生じる内部反射を通して自動解析・自動修正を行い、
理論的な整合性が取れた状態で応答します。
そのため、
一時的に話題が揺れたり脱線しても、
ズレが定着しにくい対話が維持されます。
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セッション分岐ナビゲーション(新機能)
OSでは、
ユーザーが複数の話題を行き来し始めたとき、
話題が分岐していることに気づき、
整理のための選択肢を提示します。
必要に応じて、
特定の話題を切り出して新しいセッションに移す提案や、
そのまま使える初期プロンプトを生成することもできます。
判断するのは、常にユーザー自身です。
識が勝手に話を切ることはありません。
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GS解放による違い
GSでは、
話題の分岐そのものではなく、
どの分岐をどう扱うと続きを進めやすいかまで整理します。
・今切り出すべき話題
・後で扱えばよい話題
・分けずに進めた方がよい話題
それぞれを理由付きで示し、
引っ越し後も「続きから自然に始まる」状態を保ちます。
GSは機能を増やすためのものではなく、
整理の質と継続性を高める層です。
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